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轟の森・日本一の大水車天轟丸

2004年8月


 熊本県天草町は天草下島の西側、天草灘に臨む海と山と空がとてもきれいな場所です。その天草町の北部、下田温泉から川沿いに上り、下津深江川と下山川が合流する辺りに「轟の森キャンプ場」などの一連の施設が有ります。
 県道沿いに駐車場が有り、そこからつり橋で渡るのですが、その辺りから大水車「天轟丸」が見えます。

 この天轟丸は直径10m、昭和62年5月に完成したもので、これを紹介しているHPの記載によると「近年各地に建設された大水車の最初のもの」ということですが、確かに確認できた範囲内では最も古いもののようです。つまり、大水車施設の元祖ということです。

 ちなみに、これより前の大水車は現存していないか、未発見のものが有るという可能性も有りますが、ジャンルとしては存在していなかったと思われます。
 歴史上のものですと、桃山時代に秀吉が淀城(現在の淀城とは別のもの)に直径約15mの水車を造ったという事例が有るようですが、水車を必要以上に大きくしても見世物以外の意味は無いので、他にはあまり無いでしょうね。

 天轟丸も設置されてから既に17年が経過していますが、その割にはまだしっかりした状態に見えます。水車小屋が付属していますが、最近は稼動しているようには見えません。
 上掛けの水車の場合は、稼動させない時には水を止めれば乾燥できるので、傷みの進行を抑えられるのかも知れません。

 ところで、ここを訪れたのは既に昼過ぎだったのですが、水車の裏に「流しそうめん」が営業中だったので食べて見ることにしました。なお、この後九州南部を周っている途中でよく「流しそうめん」ののぼりを見たので、この辺りでは一般的なのでしょうか。
 どうやって流すのかというと、下のような「流しそうめん機」に水を注入して、流れるプール状態にします。排水は中央部方向です。

 これですと、麺を拾いそこねてもまた回ってくるので、安心?ですが、だんだん目が回ってきます。

 流し素麺屋さんのさらに奥には、これまた暫く稼動してなさそうな水車が有ります。水車動力でオルゴール状に音楽を奏でるメロディ水車だったようですが、そろそろ森に呑まれそうな塩梅でした。


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